私が40代の頃は、雪印集団食中毒事件をはじめとして、狂牛病といわれた牛海綿状脳症(BSE)、牛肉の偽装事件、口蹄疫など、多くの酪農家が心を痛める事件事故が連続して発生しました。牛乳の消費も右肩下がりの状況で経営が苦しくなる酪農家もあり、仲間が次々と廃業していきました。設備投資をして借金を抱えていた私は、このような状況を何とかしたいとミルク082の活動に取り組んでいました。

『苦しいから酪農家を助けるために応援してください!』と言われて牛乳を飲みたくなりますか?当時の私は、苦しい時だからこそ、好きな音楽で楽しく活動して皆さんを喜ばせることに意味を感じていました。同情なんかされたくありませんからね。そういった経緯で始めた活動なので、人から見れば恥ずかしいことかもしれませんが、私は誇りをもって活動に取り組んでいます。